公園を横切るカルガモの親子
改札で手を振るあの子はサンダル
大きな荷物を持つ青年の瞳は輝いていた
誰もが通る明日を
誰もが想う昨日を
僕は歩けず今日を彷徨っている
聞き飽きたラブソングが
悔しいくらいに頭に流れる
僕らは愛に生まれて
愛で育って
愛に悩まされ
愛に還っていく
本当はその手をずっと
握っていたいけれど
もうさよならしなきゃな
ほらまた心が痛痒い
いつになったら治るのかな
このさよならアレルギーは…
言わなかった
いや、言えなかった
言葉は言霊
「大好きだ。大好きだった。」
茜の空も泣いていた
僕らは愛に生まれて
愛で育って
愛に悩まされ
愛に還っていく
本当はその手をずっと
握っていたかったけれど
もうさよならしなきゃな
ほらまた心が痛痒い
いつになったら治るのかな
このさよならアレルギーは…
もう悲しみに慣れてしまうくらいなら
一生このままでもいいのかな
いつまでもそこにいてくれ
さよなら さよなら また会えますように
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