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9月, 2017の投稿を表示しています

洞爺湖温泉物語

流れ星を探して歩く 等間隔の街灯よけて 夜にしがみつく僕らと星 あほみたいにすぐ 星は流れた バラバラに散らかり瞬く星空 繋いで解いて繋いだ 滑って転んだ恥ずかしい星 あほみたいな声を出す二人 願い事しよう 夜がこのまま 続くようにまた来るように カラカラの足湯 プレミアムモルツ ここにあるすべてに 乾杯をする 下手くそな言葉 捻り出し使う 深まる夜と二人の心 新しい孤独が新しい思いを 繋いで繋いで繋いで 湯上り缶ビール  踊る炭酸 蓋を開けて  溢れる感情 約束をしよう いつまでもこんな 毎日を過ごせるように

一杯やりませんか

疲れまくって やっと一息ついた バイブぶんぶん 「一杯やりませんか」 一杯では絶対 終わらない乾杯 酔うまで飲むのが酒ですもんね 枝豆取り合い というか譲り合い 毎日押してる年齢確認ボタン ジークジオン! 乾杯の掛け声 夜中に響くでかい笑い声 酒を切らして ボタンを押しに 坂を下る途中で遭遇 酒豪女 出来上がり気味 合言葉 「一杯やりませんか」 酔うまで飲むのが酒ですもんね 明けるまで暗いのが夜ですもんね 尽きるまで語るのが恋ですもんね ええとこで帰るのが乙ですもんね 一杯やりませんか

雨宿り

雨宿りをしていました 短い屋根の下で 雨を眺めて足元は濡れて 雨宿りをしていました もうどれぐらい経ったか 雨垂れを数え 時々掬ってみる 目の輝きを失わないようにね 誰かが言った言葉をふと思い出した 現実もこんな風に 雨宿りしているようです いつもちょっとした屋根に守られてる 現実も雨宿り 止まない雨もあるようです だけどちょっとした屋根に守られてる 目の輝きを失わないようにね 若い私にはその意味はわからなかったよ 雨宿りをしていました 短い屋根の下で 新しい靴もうんと、うんと汚れた 屋根があることに気付けたのは 実は雨のおかげなのです 現実もこんな風に 雨宿りしているようです いつもちょっとした屋根に守られて 現実も雨宿り 止まない雨もあるようです だけどちょっとした屋根に守られてる 現実もこんな風に 雨宿りしているようです なんか居心地のいい屋根の下 現実も雨宿り 止まない雨もあるようです だけどちょっとした屋根に守られてる

もののあはれ

君は美しいから 僕は君が死んでく その時さえ 君を美しいと 美しいと思えるんかな 花は散る時でも 美しいんだよ 君は散ってくその姿さえ 美しいと思わせて 悲しい 可哀想なんて 思わせないで 君は散ってくその姿さえ 美しいと思わせて 全ての美に君がいると いつも思えるように 君はもののあはれ 君がもののあはれ